禄書
BBSでも明らかになったこと
・禄所は界を成すポイントとは別
・序と憩をちゃんと読んでいれば、上の事は自明の理だ
・ 禄所が示すもの(内容は不明)は「凄い(と謎師は感じた)」
>「禄所」は「ほう〜!」と思える所である。
所は言ってません。ほう〜!と私は思いました。と言いました。
しかしこの
禄所が示すもの(内容は不明)は「凄い(と謎師は感じた)」
というのは他でも出ていたV3w氏が今回の謎で伝えたかったものなんだろう
「ほぉ〜!」と思えるもの……それはなんだろう
少なくとも謎師が感じるものだからかなり意外性のあるものだ。
さて全井原の中から禄所を再考する
A 龍になりたき者はヰの神酒を背に雲にのり堰の杜を俯瞰す
ポイントは「ヰの神酒」。
酒がらみの伝説は見つからない。瑞竜山正雲寺の裏に酒蔵でもあればと思ったが見当たらない。「ヰの神酒」を「井原の幹」とするのは井原を代表する木じゃないといけないから市の木のくろまつか桜堤の桜だが、松や桜の”幹”を背にとは言わない気がする。やはり木を背にだろう。
結局「ヰの神酒」→「井の三木」→「井森」→「井森神社」と考えるのが一番自然。
これ以外にヰの神酒を説明するうまい方法が無い。
井森神社は井原に3箇所あるが、パラグライダーをする人を龍になりたき人とすれば、ちょうど北山町の井森神社を背に飛び立つこととなり堰(堤)の森を俯瞰(見下ろす)することになるので北山町の井森神社。他の候補は無し。
B としよりやんべこうはくびらと倶(とも)に渡り来たらん
どこで区切って読むかだけど、としより・やんべこう・くびら の3つに区切る。
「やんべこう」の読みは「山家公」とするしかうまく読めない。
すると宇和島藩家老の山家清兵衛を祀った和霊神社が第一候補になる。
「くびら(宮毘羅)」は金毘羅もしくは毘沙門天で、東江原町にある和霊神社を現地確認すると金毘羅が祭ってあった。ここも和霊神社以外考えにくい。
C 神々の在し處はおごそかなる神に奉る納の在りし神の島に通ず。
おごそかを「厳」と書けば神の島と合わせて厳島神社だと簡単に推測できる。
当然「納」は「能」。
ただここは地図によっては出雲大社と書いてある。現地に言ってみると出雲大社の横に厳島神社が境内社としてあるといった状態。
しかし、神々の在し處=出雲となるのでピッタリ。他のところは考えられない。
D 摩尼山で白虎は輝き玄武に龍人を見る
前述のように西光寺は山名が摩尼山で、白虎輝き→西光 という意。「玄武(北)に龍人を見る」はAが解けていれば龍人はパラグライダーをする人(龍になりたきもの)でちょうど北の方角になる。
ただしホントには見えない。
摩尼山という山名からも西光寺以外は考えにくい。
ここまではよかった