自明の理

さて、ここからが勝負
8/6、予定通り「信」の問題が出た

ア 界の内に禄所の霊力を集め神事を行わん
A 龍になりたき者はヰの神酒を背に雲にのり堰の杜を俯瞰す
B としよりやんべこうはくびらと倶(とも)に渡り来たらん
C 神々の在し處はおごそかなる神に奉る納の在りし神の島に通ず
D 摩尼山で白虎は輝き玄武に龍人を見る
E 遊ばする稚児の傍ら目は大蛇の遊びしを見るやも
F 神代は大いに妙なる神を幽冥主宰大神(大国主大神)の下に誘わんや
イ 迎えし神々は神議り(かむはかり)宝荷を開かん
ウ 結界は宝をあらわし甲寅は宝をしめさん

第1案

アの禄所=6箇所だから単純に考えればA〜Fの6箇所を線で結べばいい。
ウがピンポイントを示すはずだ
線引き問題だからこれまで12箇所を特定してきたうち、どれがA〜Fにあてはまるかだ。
この時点ではなんとか無理やりでもこの12ポイントの中から禄所を当てはめないといけないものだと信じ込んでいた。

A:匠ヶ城、陶山は笠置の戦いで石垣をよじ登って雲の上に
B:法輝寺、くびら→金剛力士像
C:青龍神社、神社の前の池と祠は厳島
D:諏訪神社、北に道祖の龍、西に摩利子天
E:道祖渓、道祖の龍
F:県主神社、多くの境内社

という様に当てはめて線を引くと図のようになる


3本の線と結界に囲まれた台形の部分が完成。
この台形の中の甲寅方向に立戸公園の庭園部分が見事に入る。



ここに違いないと考え、翌日早速探索に出動

しかし当然見つからず疲れ果てて夕方サロンに初めて行くと多くの人達。
そこでV3w氏から出た一言。「禄所はこれまでのポイントとは別です」!

禄所は振り出しに戻ることになった。
なんでこれが自明の理なんだ…・
ああ・・・あと六箇所も探すのか
 

結界の周り理論

禄所がどこでも良いとなると逆に短い文章で6箇所をきめるのはなかなか難しい。
A〜Fを見て最初に気がついたのは禄所が結界の回りに並んでいるのではないかということ。
そこで結界の周りをまず調査しに行くことにした。

界の周りで当てはまりそうなものをピックアップすると


A:龍になりたきものは瑞竜山正雲寺。
  遺跡の森が裏にある。
  ヰの神酒としては妙に高い木が「イの形に見える幹」として有ったが現地で聞いてみると
  由来などは無くただ単に邪魔だから枝を刈っていたらああなったそうだ。
  ちょっと説得力が弱い。
B:としよりやんべこうは嫁いらず観音。
  「年寄やんべーいこぉ」は岡山弁(^^;。
  ただ最初にここを外したというのが引っかかる。でもくびらが見当たらない。
C:厳島神社。
  これは間違いないだろう。ただちょっと結界の外側。
D:摩尼山西光寺。
  これも間違いない。白虎と玄武のくっついた灯篭を発見。
  光る部分に白虎、足の部分に玄武があり龍人は玄武の裏側に。
  でも後で灯篭は間違いだとわかった。
E:稚児は甲山八幡宮。
  竜の注連縄があり境内から小学校の校庭が見える。
F:神代は足次山神社。
  幽冥主宰大神は足次山神社の境内社に事代主大神と共にいる。

この六箇所にすればまるで出雲大社の東西十九社に入る八百万の神々のようで神議するのにはきれいだが、どうしてもBの年寄が受け入れられない。くびらも見つけられない。
というわけで没。

まじめに全井原の中から禄所を探さざるを得ないという結論になった。
8/8、一粒万倍日まであと5日

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