かわたれの神迎え 推理&迷走編

最初に

今回井原は2回目。去年の「時空を越えて」でリフレッシュ公園にたどり着きながらお宝をゲットできなかった屈辱を晴らすため、今回は最初から気合を入れて臨んでいた。
実際昨年収集した情報が今回は役に立ち、また現実に結界が完成する7月末までは楽な問題だと感じていた。
ところが「信」の問題が8/6に出てからは全く混迷が続き迷推理&迷走の連続。
お宝をゲットできる一日前に禄所さえ正しくないということが判明するといった次第だ。
まったくもってゲットできたのはラッキー以外のなにものでもないと思っている。

今回も前回と同じく僕の推理はおそらく正規の解答編とは若干異なるものだとおもわれるので、それはご承知願いこの後を読んでいただければと思う。

 

問題について

 井原の問題は前回の「真・時空を越えて」と同じく読み替えからの推理が基本となっている。
ひとつひとつの文章からそれに該当する場所を割り出していくのだが、読み替えという作業は全く異なった場所(解答)を導くことがある。その読替えの文字自体も何箇所あるか定かではない。
 つまり読み替えを混ぜながらその文章が全てきれいに繋がってある場所を指し示すパターンを考え、何通りかの中から一番素直に読めて一番自然なものを選択するという作業である。
 一文字でも不自然な意味の通りにくいところがあってはいけないし、読替えも出来るだけしなくて済むのが良いというのが基本だと思って考えていった。
 だからどのパターンもそれなりに読めるわけだから、最後の選択を行うときに個人差があったりしていろんな正解が出てくるということになるはずだ。主催者の用意した解答と同じものが当然正解だけど、パズルのように「解けた」とはっきりわかるわけではない。何問も組み合わせても確率が下がらないようにするにはできるだけ多くのパターンを検討してなるべく確率の高いものを選んでいくしかない。
 
 
そしてもう一つ重要なポイントは地図。
 
 ルールによれば「市販されているもので充分です」とある。
これをどう考えるかだけど、去年謎作家さんが使われていたのは
1/30000の一枚ものの地図(昭文社)であって一番手に入りやすいものといえる。
 しかしながらこれよりも荒い地図を買った場合必要なポイントが掲載されていない可能性がある。逆にこれよりも細かい地図を買った場合はせっかく見つけたポイントでも昭文社のものに載っていなければそれは間違いということになる。ただし最終の宝のポイントはその
1/30000の地図に載っていない可能性もある。
 僕はポイントの絞り込み用に昭文社の1/30000の地図を使用し、線引き用にはNETから「ちず丸」の地図の一辺5kmのものと1kmのもの、ゼンリンの一辺1kmのものを使用し、これを貼りあわせて3種類の井原の地図を準備してパソコン上で線引きを行った。
 今回はマイナーな場所がポイントとして選ばれていることと、線引きがパソコン上で自由に出来るということでこれは非常に便利だった。
 1/30000の昭文社の地図を使用せよという指定があればわかりやすいが、そうではないので逆にいろんな地図で確かめる必要が出てきてしまうことになる。
 
後述するが、地図によって名前の違う神社があったからだ。
 
 

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