感想

宝が見つかってから2週間近くになる。
思い出してみると、今回は本当によく神話と神楽の勉強をさせてもらった。
それが僕にとって今回一番の財産になったような気がする。
古事記の原文なんてみることはもう無いだろう。
楽しく知識が入るんだからとてもありがたいことだ。
謎師さんに感謝!

そしてホントにいろんなところに行かせてもらった。
数えてみるとなんと46箇所だ!
井原の道もほんと詳しくなった気がする。もしかしたら地元の福山以上かもしれない。

さて、この46箇所のうちのほとんどはNETの地図で場所が特定でき、行くのは念のための確認および写真撮影のためだったのだが、
3箇所だけ実際に行ってみなきゃわからないというポイントがあった。
それは
1.天権乃章−参、梵天宮
 これは問題では道路から「右手にある」とあるのに、NETの地図では道路の「左手」にある。なんと新しくバイパスの道路が神社の左側(反対側)にできていたために、NETの地図での道は旧道という形になっていた。よくこういうところを謎師は見つけるもんだと感心。
2.天旋乃章−陸、名前不明(東新町)
 神社とはいえない場所。道路沿いの祠なので見逃しそうだ。謎師が祭神「事代主神」のところを見つけるのに苦労したのだろうと感じた。
3.天枢乃章−天衝なし、八幡神社(明治町)
 これは地図に載っていない道を通るよう指示されているので全くわからなかった。今回、最高の難易度の場所だとおもう。
ここへ行った人は相当少ないんじゃないかな。


おもしろ写真

また、現地確認用の写真の中には、なかなか面白い写真が混じっていた。
たくさん面白い写真があるなかで、今回僕の一番のHITはこれ
天畿乃章の弐の「山神社」の写真だ
これが謎師の撮った問題の写真。
狛犬から向こうに灯篭が見える。
これが「山神社」の境内
狛犬の向きが違うのだ
おかしい!!
しかし、よーく見ると、
なんと狛犬の足のところに顔があった!
現地でこれがわかるまでずいぶん時間がかかってしまった
「やられたぁ!」と言う感じ
わざわざきれいに磨いて写真撮ったんだろうね

他にもおもしろい写真がいろいろあったが
二つだけ紹介
稗原八幡神社の灯篭
付け根のところが靴のよう
鍵掛岩渡神社
草の中に鬼の顔
びっくりするよ


裏話

じつはどこかで「北斗七星」がらみの何かが出てくるのかと思っていた。
宝は「帝星(北極星)」にあるとかも含め・・・
そこで地図のページを見てもらいたいのだが、
最後の「天枢乃章」の7箇所のうち「光(揺光乃章)なしの地」がもしも光の落ちた(星神降臨伝説の)「星尾神社」もしくは「梵天宮」だったら、ほぼ「北斗七星」が完成することになる。
となると陰陽道の式盤の中央は「旋なしの地」である「宇佐八幡神社」もしくは「衝なしの地」「八幡神社(明治町)」となるので、そこにお宝がある可能性も・・・・などと想像したりした。
そこで「光なしの地」の「荏原八幡神社」を随分疑ってはみたのだが、残念ながらどうも無理。
有終の美を飾るために北斗七星型にして欲しかったなぁ・・・・


最後に

去年も随分楽しませてもらったが、今年も謎解きを通じていろんな人との出会い・発見・知識と得ることが出来、そんな問題を解く喜びを味わえると言うのは本当にありがたかった。
井原についても随分詳しくなった。
来年も必ず開催されることをお願いしたい。
そして今年のリベンジを必ず・・・・・

P.S.
現場写真を整理してたら、なんと宝の石が写っている写真が紛れ込んでいた
情けない限り・・・・




fin