はじめの推理


MISSION : FIVEが指し示す場所を確定しそこに設置されている宝をGETせよ
1.「FIVE」のストーリーが"何を語ろうとしているのか"を推理することが、
  場所を確定する重要なファクターとなるであろう…
2.ストーリー内にリンクされた映像や音、さらには見え隠れするキーワードを
  解き明かすがよい、必ず宝の設置された場所が見えてくるはずだ



6/28

1. エマンの名前
  ストーリーからeman⇒Name エマンの名前が問題
  誰がエマンかが宝の位置を示唆する
  「沙織は歴史上の人物と話が出来る」との記述より、
  エマンは歴史上の人物でかつ、水にこだわりを持つ人物である

2. 宝の場所
  アナザーワールド中のお堂のある位置(推定)
  描写が徐々に詳しくなることにより大宝を示唆
  宝は金なつのメルアド3515→3+5+1+5=14より石に決定

  男の話からすると徐々にエマンが現れる水の位置は遠くなっている
  夢で沙織はエマンの言葉が聞こえてくるが
  エマンが男に対して話している言葉が沙織に聞こえるものだ
とすると
  (沙織は最初の頃はエマンの言葉が聞こえなかった。
  徐々に沙織の霊感が強くなっていることからもそれはうかがえる)
  男は安養寺、余慶寺、新庄と水を求めて実際に行っていることになる
  となると、お堂の位置からは
  安養寺<余慶寺<新庄 というように徐々に遠くなっているはず

  これによりお堂の範囲は中心を旭川ダム北方とした扇形
  倉敷岡山間中央から西約60度の範囲内にある
  なお、小宝のげんさんの壁の地図もこの範囲にすべて収まる
  また余慶寺は吉井川水系。新庄は旭川水系であることから、
  残りは高梁川水系と予測するとげんさんの壁の地図・扇型とも含まれることになる。

3. エマンの手紙と暗示
  30文字の手紙
  a)テンシヤニヨラレルハヤナキタル
    天子は天皇のこと。
    「後醍醐天皇腰掛石」が新見千屋地区にあり、
    また同じく千屋地区に柳ケ谷という地名があることより
    天子、谷に寄られるは柳たる に符合する

  b)オオナルリユウノタメカサキマウ
    新見、鳴滝の上部にある竜王神社は雨乞いの神として有名
    おおなる竜のため嵩き舞う  また、写真と符合

  この2文は高梁川の源流を指している

暗示
  ゴ、シチ、シなどの言葉を漢字に置き換える手法は
  あまりに語句の組み合わせが多いため後回しとした
  a)自乗の観音 
    25または49にかかわる観音でないといけない
    高梁に中国四十九薬師に選ばれている薬師院があり
    ここには十一面観音がある。Stage8のCDの範囲(備中路)にも符号
    ここから高梁川と石文が見えるはず

  b)水をもってシガゴになるとき
    この高梁川の水をもって飢えをしのぐ功績を残した人がエマンであるはず

岡山の偉人としては妹尾兼康(平家)が一番これに近く、倶利伽羅峠の戦いで木曽義仲にいったん捕らえられ一旦源氏についたにもかかわらず裏切り、最後には吉備で殺されている。「鬼とは私のことか」にも符号。
尚、カタカナ30文字を7文字おきにピックアップすると「ウマヨキ」となるが、源氏の配下となった兼康が吉備は馬を育てるに良いところだと言って馬好きの木曽義仲に対して進言して吉備に帰る口実とし、その際に結局義仲を裏切ることになった。

そして兼康は十二郷用水を開発したことも有名。12=5+7
大宝は妹尾兼康ゆかりの場所あるはず

話はうつくしいが鳴滝の写真がある以上観音の写真も薬師院に実在しないといけない。
調査したが薬師院にある観音とFLASHの写真は符合せず、またあの写真の観音は浅原安養寺のものと判明。
これによりこのアイデアは捨てることとなる。


6/29

暗示と手紙だけを考えると
  天使矢に因られるは柳樽。(川柳公園)
  大なる竜のため笠着舞う(雨乞いの笠おどり、仏教寺)
  自乗の観音(二十五菩薩練供養、誕生寺)
3つは久米南を指す。
しかし、余慶寺・がいせん桜のポイントとの関係がわからない。
アナザーワールドでの時系列を並び替えて強引に符合させる
雨が降り始める→豪雨→晴間が見え始める→晴天 の順に時系列をとれば符号する。

また、エマンは誰かという点について
@河原善右衛門
  久米南で水に対して功績のあった人は河原善右衛門。
  誕生寺池にある河原善右衛門記念碑が誕生寺から見えるか、
  もしくは河原善右衛門供養碑が誕生寺から巳の方角にないといけないが
  供養碑は午の方角。
  誕生寺から記念碑が見えるかどうか。
  そうしないと「石文は自乗の観音からみへ」にマッチしない。
  大宝は誕生寺池の下流のどこか
A河童
  河童が歴史上の人物というのもくるしいが、河童がエマンだとすると
  弓削駅およびかっぱ横丁の石文がほぼ巳の方角になる
  その場合、水は河童(ごんご)の頭の水であるから、
  「水を持ってシガゴとなる」は河童=水と解釈し、
  大宝は河童のいるほかの場所ということになる。
  久米南では川柳公園・道の駅・治部邸など
  久米南を離れるとすれば津山の覗渕か
  これならありえるか
B竜・(鬼)
  エマンを竜とするのはかなりくるしいが、
  七面瀧では鬼の面を借りて雨乞いすると雨が降る言い伝えがあるので、
  水の神=竜と鬼が共存する。
  自乗の観音からちょうど巳の方角であり石文もありマッチする。
  その水を持って…となると
  大宝の範囲は下流だから旭川水系全てに及ぶ。
  シガゴの次のヒントが問題だ
  エマンが竜となると水全てが竜となるので、特定は不能
  巳の方角としては吉井竜天天文台(キャンプ場)・金勢大明神もある。
  現実の水がない場所の場合は水がらみの碑(人名含み)がないといけない
C歌人
  歌碑公園の歌人という案もあるが、歴史上の人物というのには少しどうかと思う。
  歌碑公園は先週探索済。


7/6

なんとシガゴは宝と関係なくなった。
つまり石文と水が同時にあるところだけが対象となった。
となると河童の線は薄くなる。
あたらしく写真が3つ以上重ねてあるものがでたが県庁以外は不明。
大宝は誕生寺池・七面瀧・(吉井竜天・金勢)のいずれかだ
しかし法事のため本日探索困難

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お経を聞く時間になって連絡が入る
おわった
またネコバンか
今回久米南に行ったのはもう門の閉まった誕生寺に一度いっただけ
僅か2時間。こんなんで勝てるわけない
ネコバンは先週とあわせ遠方から来て、のべ12日間も久米南探してるんだから、
それなりの結果はだすよな
敗因を考えるのも億劫だけど、せめてエマン君→久米南が早くわかってたら
無駄な時間を使わなくてもよかったかも

探索に時間がかかるのはあたりまえ
簡単に見つかるようじゃ困るもんね。お金がかかってる。
windeyeの紅は場所がわかって見つかるまで2ヶ月かかったし
蒼き光ではこのネコバンが宝を見つけるまでに1ヶ月
吉備は簡単なほうだろう

今回は最後にピンが出なかったのは好感がもてるが、それ以外はどうしたことだ・・・
それにしても結局ストーリーが語ろうとしてるものはなんだったんだろう?

そして謎のPARADOX
幸綿無観音の「無」はなに?
      僕はbookかbirdだと信じてた
エマンの言葉の雑音部分はなに?
      これを解き明かさないといけないと思ってた
なんで男は水を探しに行かされたんだ?
      無意味に水を探しに行かせるとは思えなかった
わざわざ「沙織は歴史上の人物と話ができる」と書いてあった
      今回は別か?
安養寺・余慶寺・がいせんの意味は?
      まさか意味もなく探索者を現地に向かわせるとは
みんなその水をもってシガゴになるときを一生懸命考えてた
      「それは問題では無いです」が回答とは
あのげんさんの壁の地図は高梁川と市の境だけが黒くなっていた
      あれはなんだったんだろう?
ふつうの問題はどこかにヒントとなるものがないかと探していくが
      今回はどれが関係ないかを探さなきゃいけなかったってこと

ストーリーは読む必要なかったわけだ
まんまとはまってしまったぜ
少なくとも一ヶ月は雨乞いのために笠を着て踊らされたってわけだ
でもおかげで僕も十分楽しめた

このあたり問題を解くのに慣れてる猫番は対応がうまい
そして猫番は夜が明ける5時前に現地に行ったそうだが
そのときその場所に他に誰も探索者がいなかったとのこと。
この時点で吉備は終わってたんだろうな。
みんなあきらめてたってこと・・・
気合が違いすぎる。


来年はこういったイベントを通じて場所の宣伝ばかりではなく
岡山の歴史の勉強をさせてもらえたらもっといいとおもった
岡山再発見ってやつ
そういうのが実際楽しいんだけどなぁ・・・